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清掃・ごみ収集の仕事に向けられる偏見について
【はじめに】 「清掃員」「ごみ収集員」という言葉を聞いて、みなさんはどんなイメージを持つでしょうか。社会を清潔に保つために欠かせない存在であるにもかかわらず、清掃やごみ収集の仕事には「偏見」が今もなお残っています。「職業差別」の対象として... -
不法投棄の罪は想像以上に重い!
【はじめに】 私たち産業廃棄物処理業者は、日々、法律に沿った適正な廃棄物処理を行っています。しかし全国各地では今も、不法投棄のニュースが後を絶ちません。「ちょっとだけ」「見つからなければ大丈夫」という軽い気持ちが、一生を左右する重大事件に... -
粗大ごみ・不用品回収の基礎知識と活用法
【粗大ごみと不用品の違いとは?】 「粗大ごみ」とは、家具や家電など大きくて通常のごみ収集に出せないものを指します。自治体ごとに基準があり、「一辺が30cm以上のもの」などの定義があるケースも。 一方、「不用品」は使わなくなったもの全般を指し、... -
意外と知らない?残置物まるごと回収できます!手間ゼロ・安心の片付けサポート
【どなたでもご利用可能】 我々のような廃棄物収集運搬業者は一般家庭からのご依頼でも、残置物をすべてまるごと回収し、処分するサービスを実施しております。「そんなこともお願いできるの?」と驚かれることがあり、意外と知られてないなぁと思い、今回... -
「一般廃棄物」って何?家庭ごみとの違いも解説!
【はじめに】 「ごみの種類って、家庭ごみと粗大ごみくらいじゃないの?」実はごみの分類には“法律的なルール”があり、処理方法もまったく違います。特に、地域の清掃業者や自治体が深く関わるのが「一般廃棄物」というもの。 今回は、そんな「一般廃棄物... -
ゴミ回収・産業廃棄物業界の「働き手不足」問題〜現場のリアルとこれからの未来〜
【はじめに】 「ゴミの収集や産業廃棄物の回収」――これは地域社会を陰で支えている大切なお仕事ですが、人手不足が進んでる日本では様々な業種で「働き手不足」が問題に。こうした問題は、ゴミ回収業界も同じ境遇にあります。 収集の遅れ、労働環境の過酷... -
衣料品の6割は再利用されず?
【はじめに:ファッションの裏側にある現実】 私たちが日常的に楽しんでいるファッション。その裏側で、毎年多くの衣料品が廃棄されていることをご存知でしょうか?特に日本では、年間約50万トンもの衣類が捨てられています。しかもそのうち約6割、30万ト... -
リチウムイオン電池が原因?…ごみ処理時の火事について
【はじめに】 ごみ処理施設や収集車で頻発する火災。その原因の多くが、私たちが日常的に使う**リチウムイオン電池(LIB)**によるものです。本記事ではその実態を多角的に解説します。 【リチウムイオン電池による火災の現状】 独立行政法人 NITEの調査で... -
「ごみ拾いの競技」環境問題の意識を高める
【はじめに:ごみ拾いが「競技」に?】 ごみ拾いと聞くと、多くの人は「ボランティア活動」や「地域の清掃活動」を思い浮かべるのではないでしょうか。そんな中、このごみ拾いがいま、スポーツやゲーム感覚で楽しめる「競技」として注目されています。ただ... -
清掃業者と行政の福祉課との連携について
【はじめに】 日本社会は急速に高齢化が進んでおり、単身高齢者世帯や福祉を必要とする世帯が増え続けています。こうした中で、清掃業者と行政の福祉課が連携することの社会的な重要性は、これまで以上に高まっています。本記事では、その背景や現状、今後... -
街がキレイだと嬉しい、そんな話
【街の「キレイさ」が与える第一印象】 初めて訪れる街で、人は何を見て印象を決めるのでしょうか。建物のデザインやお店の雰囲気もありますが、多くの人が無意識に見ているのは「道にゴミが落ちていないか」「雑草が生い茂っていないか」「看板が古くて汚... -
不法投棄された墓石‐南あわじ市の実例とは‐
【墓石の不法投棄とは?】 近年、全国で墓石が山林や空き地などに不法に投棄される事件が後を絶ちません。かつては先祖を敬う象徴でもあった墓石が、処分の対象となり、しかも違法に放置される現実──これは環境問題だけでなく、倫理やモラルの問題でもあり...