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衣料品の6割は再利用されず?
【はじめに:ファッションの裏側にある現実】 私たちが日常的に楽しんでいるファッション。その裏側で、毎年多くの衣料品が廃棄されていることをご存知でしょうか?特に日本では、年間約50万トンもの衣類が捨てられています。しかもそのうち約6割、30万ト... -
リチウムイオン電池が原因?…ごみ処理時の火事について
【はじめに】 ごみ処理施設や収集車で頻発する火災。その原因の多くが、私たちが日常的に使う**リチウムイオン電池(LIB)**によるものです。本記事ではその実態を多角的に解説します。 【リチウムイオン電池による火災の現状】 独立行政法人 NITEの調査で... -
「ごみ拾いの競技」環境問題の意識を高める
【はじめに:ごみ拾いが「競技」に?】 ごみ拾いと聞くと、多くの人は「ボランティア活動」や「地域の清掃活動」を思い浮かべるのではないでしょうか。そんな中、このごみ拾いがいま、スポーツやゲーム感覚で楽しめる「競技」として注目されています。ただ... -
清掃業者と行政の福祉課との連携について
【はじめに】 日本社会は急速に高齢化が進んでおり、単身高齢者世帯や福祉を必要とする世帯が増え続けています。こうした中で、清掃業者と行政の福祉課が連携することの社会的な重要性は、これまで以上に高まっています。本記事では、その背景や現状、今後... -
街がキレイだと嬉しい、そんな話
【街の「キレイさ」が与える第一印象】 初めて訪れる街で、人は何を見て印象を決めるのでしょうか。建物のデザインやお店の雰囲気もありますが、多くの人が無意識に見ているのは「道にゴミが落ちていないか」「雑草が生い茂っていないか」「看板が古くて汚... -
不法投棄された墓石‐南あわじ市の実例とは‐
【墓石の不法投棄とは?】 近年、全国で墓石が山林や空き地などに不法に投棄される事件が後を絶ちません。かつては先祖を敬う象徴でもあった墓石が、処分の対象となり、しかも違法に放置される現実──これは環境問題だけでなく、倫理やモラルの問題でもあり... -
5月30日は「ごみゼロの日」環境について考える日
【はじめに】 今回は、毎年5月30日に制定されている「ごみゼロの日」についてご紹介します。名前はよく聞くけど、実際どんな日なの? どんな活動があるの? そんな疑問にお答えしつつ、私たちができることについても考えてみましょう。 【ごみゼロの日って... -
フリマアプリの普及とごみの関係
【はじめに:フリマアプリと私たちの暮らし】 スマートフォン一つで誰でも手軽に不要品を売り買いできる「フリマアプリ」。今や生活に欠かせないツールとして、多くの人が利用しています。メルカリやラクマ、PayPayフリマといったサービスは、単なる売買の... -
自治体のごみ処理費用は年間いくら?
【はじめに】 わたしたちが日常的に出している「家庭ごみ」。回収車が毎週きちんと集めてくれ、見えないところで焼却や埋め立てが行われていますが、それには当然「お金」がかかっています。 では、全国の自治体がごみ処理にかけている費用は、年間どのく... -
大阪万博の「ごみ箱ロボット」から考えるゴミ回収の未来
【はじめに】 2025年に開催される大阪・関西万博。世界中の最新技術が集うこの一大イベントの中で、ひときわ注目を集めているのが「ごみ箱ロボット」です。来場者の近くまで自動で移動してくれるこのロボットは、単なる便利さを超え、ごみ回収の未来を体現... -
「年間1億枚?」布団の廃棄とリサイクルについて
【日本で捨てられる布団はどれくらい?】 以前メディアで目にしました「日本国内では、年間1億枚もの布団が廃棄」されているそうです。布団の廃棄は引っ越し、買い替え、汚れ・ヘタリなどが主な理由です。 粗大ごみとして処分されるケースが多く、「布団の... -
産業廃棄物を資源にする
【はじめに】 産業廃棄物は、製造業や建設業などの産業活動から排出される廃棄物です。これまでは「捨てるもの」として扱われがちでしたが、近年では持続可能な社会づくりの観点から「再利用可能な資源」としての見方が強まっています。本記事では、産業廃...