
はじめに:ごみ拾いが「競技」に?
ごみ拾いと聞くと、多くの人は「ボランティア活動」や「地域の清掃活動」を思い浮かべるのではないでしょうか。そんな中、このごみ拾いがいま、スポーツやゲーム感覚で楽しめる「競技」として注目されています。ただ拾うだけではなく、チームで作戦を立て、戦略的にごみを集め、ポイントを競い合うのです。
競技化することで、ごみ拾いに新しい価値が生まれ、より多くの人が楽しく参加できるようになっています。
ごみ拾い競技「スポGOMI」とは
代表的なごみ拾い競技が「スポGOMI」です。2008年に日本で誕生したこの競技は、チームごとに制限時間内で決められたエリアのごみを拾い、その種類や重さに応じたポイントを競うものです。
- タバコの吸い殻:ポイントが高い
- ペットボトルや缶:中ポイント
- 一般ごみ(紙くずなど):低ポイント
このように、ごみの種類ごとにポイントが設定され、戦略性が求められるのも特徴です。
競技化の背景にある社会課題
なぜごみ拾いが競技化されたのでしょうか。その背景には、次のような社会課題があります。
- 街の美化意識の低下
- ポイ捨てごみの増加
- 環境問題への無関心
従来の清掃活動では、参加者が限定的であったり、継続が難しかったりする課題がありました。競技化により、「楽しさ」と「社会貢献」が結びつき、持続可能な活動として広がりを見せています。
楽しみながら地域貢献できる理由
スポGOMIのようなごみ拾い競技は、こんな魅力があります。
- 仲間と一緒に楽しめる
- 体を動かすスポーツ感覚
- その場で街がキレイになる達成感
- 地域の人との新しいつながりが生まれる
また、企業のCSR活動や学校の授業、地域のイベントとしても導入され、年齢を問わず誰でも参加できるのもポイントです。
私たちにできること:日常のごみ拾いのススメ
競技に参加しなくても、日常のちょっとした心がけで街の美化に貢献できます。
- 通勤・通学の途中でごみを一つ拾う
- 公園や川辺を散歩するときに袋を持っていく
- 子どもと一緒に「ミニごみ拾いゲーム」をする
ごみ拾いは「小さな親切」ですが、その積み重ねが大きな環境改善につながります。
まとめ
ごみ拾いを競技化することで、これまで「面倒」「大変」と思われていた活動が、楽しいチャレンジへと変わりました。街がキレイになると、私たちの心も豊かになります。ぜひ一度、スポGOMIや地域のごみ拾いイベントに参加して、あなた自身も「ごみ拾いの面白さ」を体験してみませんか?

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